日本のCKD有病率は高い!

 日本の慢性腎臓病(CKD)患者は成人の約8人に1人と言われています。

 糖尿病を強く疑われる患者(予備軍除く)が成人の10人に1人くらいですから、今やCKDは糖尿病より患者数が多い疾患なのです。

 

 世界では、腎臓病患者数は8.5億人に上ると国際腎臓学会(ISN)が発表しました。

 これは糖尿病(42,200万人)2倍で、がん(4,200万人)HIV/AIDS(3,670万人)20倍以上に相当するそうです。

 

 しかし、世界のCKDを成人有病率で見ると、男性で10.4%、女性で11.8%だということで、日本の方が世界よりもCKD有病率が高いことが分かります。

 これは言うまでもないですが、「高齢化」が密接に関係している結果だと思われ、やはり日本ではCKD対策は急務ですね。

 

【引用】糖尿病ネットワーク