D-アミノ酸はCKDの腎予後予測に有用

 第61回日本腎臓学会学術総会で医薬基盤・健康・栄養研究所KAGAMIプロジェクトプロジェクトリーダーの木村友則氏(大阪大学腎臓内科)によって発表された新知見のようです。

 人体は、L-アミノ酸しか利用していないと考えられてきましたが、わずかに存在するD体にもやはり意味があったようです。

 eGFRが低下している患者は、一部のD-アミノ酸の血中濃度が高かったり、D-アミノ酸の血中濃度が高いほど透析導入が早まる傾向が分かったそうで、「D-アミノ酸とCKDの予後に関連があると考えられた」と結論付けています。

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 ※KAGAMIプロジェクト→http://www.nibiohn.go.jp/activities/kagami.html